演算子について記載します。
算術演算子
その名の通り、計算を主に行います。
種類 | 説明 |
+ | 足し算や文字の結合 |
– | 引き算 |
* | 掛け算 |
/ | 割り算(余り部分は省略) |
% | 剰余(割り算結果の余りのみ) |
「%」(割り算の余り)の具体的な使い方ですが、
よく使用されるのが奇数、偶数の判定に使われます。
public class Main {
public static void main(String[] args) {
int num1 = 3;
int num2 = 4;
System.out.println(num1 + 1); // 4
System.out.println(num1 - 1); // 2
System.out.println(num1 * 2); // 6
System.out.println(num1 / 3); // 1
System.out.println(num1 % 2); // 1 ←num1が奇数と判定できる
System.out.println(num2 % 2); // 0 ←num2が判定できるだと判定できる
}
}
実行結果:
4
2
6
1
1
0
算術演算子の優先順位
数学でよくある「 1 + 2 * 3 + 4」といった掛け算は先に計算しようね。と
学生時代に先生に言われた通り、プログラミングでも同様です。
文字列結合演算子
文字列と文字列を結合するための演算子で
加算演算子と同じ記号の「+」を使用します。
public class Main {
public static void main(String[] args) {
String str1 = "あいう";
String str2 = "えお";
System.out.println(str1 + str2);
}
}
実行結果:
あいうえお
代入演算子
右辺の内容を左辺に代入する場合に使用します。
演算子 | 書き方 | 説明 |
---|---|---|
= | a = 5 | aの中身は5 |
+= | a += 1 | a = a + 1と同様の動きになります |
-= | a -= 2 | a = a – 2と同様の動きになります |
*= | a *= 2 | a = a * 2と同様の動きになります |
/= | a /= 2 | a = a / 2と同様の動きになります |
%= | a %= 2 | a = a % 2と同様の動きになります |
インクリメント・デクリメント
演算子 | 書き方 | 説明 |
---|---|---|
++ | a++ | 値を1増やす |
— | a– | 値を1減らす |