Java で配列を利用する場合、初めにデータ型を指定し配列を宣言しないといけません。
そして、宣言のあとで必要な要素数を指定して配列を作成します。
配列の使用方法
Javaでは、配列は同じ型のデータをまとめた変数の集合です。以下は、Javaで配列を宣言する方法と、配列の主な操作方法の例です。
配列の宣言
データ型と変数名を指定します。要素数を指定する必要があり以下の通りです。
// int型の配列を宣言(要素数は5)
int[] array = new int[5];
// String型の配列を宣言(要素数は3)
String[] names = new String[3];
配列の要素にアクセス
配列の要素には、インデックス番号を指定することでアクセスできます。インデックス番号は、0から始まります。
配列に値を追加して、for文を利用して要素にアクセスしてみます。
public class {
public static void main(String[] args){
int[] nums = new int[3];
nums[0] = 10;
nums[1] = 20;
nums[2] = 30;
for (int i = 0 ; i < 3 ; i++) {
System.out.println(nums[i]);
}
}
}
配列の初期化
配列を宣言した後、すべての要素に同じ値を代入するには、以下のように初期化を行います。
// 配列の要素を0で初期化
Arrays.fill(array, 0);
// 配列の要素を1で初期化
Arrays.fill(array, 1);
// 配列の要素を文字列で初期化
Arrays.fill(names, "Alice");
配列のコピー
配列をコピーするには、以下のようにします。
// 配列をコピー
int[] copyArray = Arrays.copyOf(array, array.length);
// 配列の一部をコピー(指定したインデックス番号の範囲をコピー)
int[] subArray = Arrays.copyOfRange(array, 1, 4);
配列のソート
配列をソートするには、以下のようにします。
// 配列を昇順にソート
Arrays.sort(array);
// 配列を降順にソート
Arrays.sort(array, Collections.reverseOrder());
Javaには配列と似ているものでListというものが存在します。
配列に比べて自由度は高いですが、それぞれにメリットがあるので
しっかり使い分けましょう。
Listと配列の違いについて解説した記事はこちら